7/23講演会・トークイベントのご報告 “大きな地域の力を感じる”機会になりました!

フードバンク狛江の最大のイベントでもあった、今回の「もっと知って! “フードバンク” 余っている食品を 支援でつなぐ地域づくり」講演会は100名以上の方が参加され、フードドライブでも38名の方から76.6㎏の食品寄贈がありました。

講師の鈴木和樹氏は子供の頃、生活保護を受給し食に困った経験を持ち、ネットカフェ店長をしている中で窮状を抱えた人々との出会いから、ボランティア体験を土台に相談窓口、緊急一時宿泊所POPOLOを設立しました。

「住む家があってもお金がない人の支援は食べるものが無ければ…」と、まだ食べられるが廃棄される食品を回収し、困窮者支援につなげられる「フードバンクふじのくに」を設立しました。静岡県生活協同組合連合会や連合静岡など10以上の団体の協力を得て静岡県下に展開。その活動のなかで「生活に困っている人に食料を渡して終わり、がフードバンクではない」と県下35市町すべての行政、社会福祉協議会などと協働して支援できる仕組みを作り上げてきました。

大変分かり易く説得力のある講演でした。時間がなく講師との十分な意見交換ができませんでしたが、“フードバンクを地域の仕組みに”を目指すフードバンク狛江にとって学ぶことの多い内容でした。

トークイベントでは、市内で地域の様々な支援活動を展開している団体からの報告とフードバンクに期待することなどをお話しいただきました。
「もっと狛江の方にフードバンクやこまYELLを知って欲しい…」とフードバンク狛江と連携して食の支援をしている狛江市自立支援相談窓口こまYELLさん。
遊育会狛江(プレーパーク)さんからは「子どもの遊びを通してもっと人の繋がりをつくりたい」と話され、自社のインフラを活用した地域の活動を進めている、パルシステム東京さんは「フードバンクには地域発信の学び合いを通して力を発揮して欲しい」とのこと。
また、狛江市介護支援専門員連絡会さんからは「高齢者への支援は様々な課題があり、本当に必要なところに必要なものが届く支援を…」と話され、子ども家庭支援センターさんからは「日常的に顔の見える連携を重要視している…」など活動報告をしていただきました。

そして当団体からは「フードバンクを知ってもらい、地域のしくみとして共に育てて行ってほしい」とお話しさせていただきました。

今回は多くの方や団体に参加していただきましたが、残念ながら時間を十分にとれませんでした。
皆様の「フードバンクの事を知ろう」と思ってくださる気持ちを受け、地域の力の大きさを実感しております!
本当にありがとうございます!
 

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